ELYZA、三井住友カードの入会審査にAI導入 担当者業務の2割を自動化

ELYZA、三井住友カードの入会審査にAI導入 担当者業務の2割を自動化

画像はAI生成です

大規模言語モデル(LLM)の社会実装を進める株式会社ELYZA(東京都文京区、代表取締役:曽根岡侑也)は、三井住友カード株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:佐々木丈也)と共同で、クレジットカードの入会審査業務に機械学習技術を活用した自動判定AIを導入したことを発表した。これにより、これまで担当者が目視で行っていた審査業務の20%が自動化されている。

審査のスピードアップを目指して

三井住友カードでは従来から入会審査の自動化を進め、多くの申し込みについて自動で判定し、迅速に結果を返却できる仕組みを整えてきた。しかし、条件が複雑な審査については依然として従業員による目視確認が必要で、結果が出るまでに時間がかかるケースが残っていた。

こうした課題を解決するため、機械学習技術を用いて、担当者が担ってきた審査領域をさらに自動化し、スピードを高めることが求められていた。ELYZAが提供する技術は、これまで自動化の中心だったVBAマクロやRPA(定型作業の自動化ツール)では対応しきれなかった、審査データに含まれる複雑なパターンを学習し、担当者に代わって判定を行うことで、審査プロセス全体の効率化を実現する。

導入したAIの仕組み

今回のAIは、担当者が審査時に用いるデータを入力すると、あらかじめ学習させたモデルが承認・不承認を判定する仕組みだ。2026年3月下旬から実際の入会審査業務で運用を始めており、現在は担当者による審査の20%を自動化している。今後は他の自動化施策とも組み合わせ、完全自動化を目指すという。

なお、このAIが取り扱う情報は三井住友カード社内で完結するよう設計されている。

今後の展開

ELYZAは、現場で実際に役立つ技術を見極めて提供することがAIの社会実装の要であるとし、今後も三井住友カードの顧客の利便性向上に向けて取り組みを進めていくとしている。

出典:https://elyza.ai/news/2026/07/10/smcc