くら寿司が業界初のAI笑顔判定サービス「スマイルチャレンジ」を導入、回転レーンで猫ちゃんを笑顔に

くら寿司が業界初のAI笑顔判定サービス「スマイルチャレンジ」を導入、回転レーンで猫ちゃんを笑顔に

回転寿司チェーン「くら寿司」が、2025年9月22日から業界初となる新サービス「スマイルチャレンジ」を導入する。回転レーンとAI技術を組み合わせた斬新な取り組みで、来店客の笑顔をきっかけに特典が得られる仕組みだ。

回転レーンに流れる猫ちゃんに笑顔を向けると…

「スマイルチャレンジ」は、回転レーン上に泣いている猫が映し出されたモニターが流れてくる新しいエンターテイメントサービスだ。来店客がその画面に向かって笑顔を見せると、AIが笑顔の度合いを判定。判定結果に応じて猫の表情が変化し、見事猫を笑顔にできれば特典獲得のチャンスが得られる。

このサービスの特徴は、注文不要で誰でも気軽に参加できる点にある。回転寿司ならではの「目の前を通り過ぎる間に」というドキドキ感を活かし、家族や友人と盛り上がることはもちろん、一人での来店時でも自然と笑顔になれる仕掛けとなっている。

導入店舗とスケジュール

9月22日時点では、大阪・関西万博店や浅草のグローバル旗艦店など、東京・神奈川・大阪の5店舗でスタート。9月末までに池袋サンシャイン60通り店や横浜荏田店など、さらに10店舗に順次展開される予定だ。

プレゼントシステムもリニューアル

同時に10月3日からは、昨年から好評を得ている「プレゼントシステム」もリニューアル。ハッピー!ミルクレープやチーズケーキなど4種類の新商品が登場し、価格も300円に抑えてより手軽に利用できるようになる。

回転レーンを流れる輝く装飾のプレートに乗って運ばれてくる特別メニューは、誕生日や記念日のサプライズ演出として活用されている。「おめでとう」「ありがとう」のメッセージを選ぶことができ、スマートフォンからの注文でサプライズ演出も可能だ。

エンターテイメント性を追求し続けるくら寿司

くら寿司は創業以来、「安心」「美味しい」「リーズナブル」に加えて「記憶に残る楽しさ」を大切にしてきた。2000年に導入された「ビッくらポン!」は20年以上愛される看板サービスとなり、2020年からは日本文化を発信するグローバル旗艦店も展開している。

大手回転寿司チェーンで唯一、全店で回転レーンからも寿司を提供するという特徴を活かし、回転寿司本来の楽しさを大切にしながら時代に合わせた新しい体験を提供し続けている。今回の「スマイルチャレンジ」も、その取り組みの一環として位置づけられている。

出典:https://www.kurasushi.co.jp/author/006763.html