德永英明デビュー40周年記念アルバム『COVERS』の公式リリックビデオをAIクリエイターが制作・公開
德永英明のデビュー40周年を記念した新アルバム『COVERS』の収録曲「飾りじゃないのよ涙は」の公式リリックビデオが、AIクリエイター公募プロジェクトを通じて制作・公開された。
日本コロムビアグループ(NCG)が運営するAIクリエイティブ共創拠点「COLOWORKS(コロワークス)」が手がけた本プロジェクトでは、公募で選ばれたAIクリエイターがリリックビデオの制作を担当。モノトーンの実写とレトロなイラストを組み合わせた「大人の絵本」のような幻想的な映像世界が構築されており、派手な演出をあえて排したシンプルな構成により、德永英明の歌声と歌詞の余韻を最大限に引き立てる仕上がりとなっている。生成AIによる抽象的かつ情緒的な映像表現は、楽曲が持つドラマティックな世界観を表現するための手段として意図的に選択されたものだ。
アルバム『COVERS』について
今作『COVERS』は、德永英明が長年にわたってヒットを続けてきたカバーシリーズ「VOCALIST」の精神を受け継ぎながらも、より自由な選曲が特徴となっている。これまでの女性アーティストの名曲だけでなく、男性アーティストの楽曲も多数収録。スターダスト☆レビューの「夢伝説」、THE YELLOW MONKEYの「JAM」、井上陽水の「帰れない二人」、玉置浩二の「メロディー」など、男女の枠を超えて”いま届けたい名曲”が並ぶ。
制作を担当したAIクリエイター
リリックビデオの制作は、AURORA AURAとAOKI104の2名が担当した。
AURORA AURAは2023年より生成AIを使ったクリエイティブ制作を開始し、国内外の映像祭への招待や展示実績を持つ。細川たかしのミュージックビデオ制作や大阪・関西万博関連イベントへの映像提供など商業分野でも幅広く活躍している。「楽曲の重みを真摯に受け止め、表現の手段としてAIを使用した」とコメントしている。
AOKI104は放送業界でのモーショングラフィックスや広告ディレクションを経て、2025年から生成AIを活用した映像制作に取り組む。国内外のAI映像コンペティションでグランプリ受賞やファイナリスト選出など多数の実績を持つ。「生成AIは装飾ではなく、感情の核に近づくための表現手段」と制作の姿勢を語っている。
「COLOWORKS」とは
「COLOWORKS」は、AIを活用した新しい表現を求めるアーティストや企業と、高い技術力を持つAIクリエイターをつなぐ共創型プラットフォームだ。コンテスト形式で学びと交流の場を提供する「COLOTEK」コミュニティを母体に、具体的な制作案件を通じた実践の場として新たに始動した。今後は音楽業界にとどまらず、他社アーティストや一般企業の案件にも展開していく予定としている。参加を希望するAIクリエイターは公式フォームから登録できる。
德永英明ニューアルバム『COVERS』作品情報
通常盤(CDのみ)は¥3,850(税込)で発売中。初回限定盤Aにはミュージックビデオや特別映像を収録したBlu-rayが、初回限定盤BにはライブアルバムCD2枚組が付属する。アナログLP盤も同時発売されている。
