日本テレビのAI技術「AiDi」がNBC Sportsに採用 スポーツ中継の縦型動画配信を実現

日本テレビのAI技術「AiDi」がNBC Sportsに採用 スポーツ中継の縦型動画配信を実現

画像はAI生成です

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日本テレビが開発したAI技術「viztrick AiDi」が、アメリカの大手放送局NBC Sportsに採用されることが決定しました。2026年から始まる複数のライブスポーツ中継で使用される予定で、これは世界初の導入事例となります。

スマートフォンの普及に伴い、スポーツ中継でも縦型(9:16)での視聴ニーズが急速に高まっています。従来の放送用映像をモバイル向けに自動的に調整し、アスリートをリアルタイムで追従する仕組みが求められていました。

AiDiの特徴

「viztrick AiDi」は、インターネット接続がなくてもパソコン1台で動作するAI技術です。放送現場で実際に使うことを想定して開発されており、タブレットとタッチペンで直感的に操作できるのが大きな利点。AI顔認証による選手名の自動表示、特定選手の自動追従、カメラの自動切り替えなどが可能です。

NBC Sportsの技術責任者、ティム・カナリー氏は「ライブスポーツのストリーミング配信で求められるリアルタイム処理を実現でき、放送局のニーズを理解した設計になっている」とコメント。日本テレビの現場経験に基づいた実用的なツール設計が高く評価されました。

グローバル展開への第一歩

日本テレビは中期経営計画において「グローバルコンテンツ企業への変革」を掲げており、海外戦略センター内に新たにTech事業部門を設置。AiDiをはじめとする最新技術の世界展開を加速させる方針を示しています。

同社の担当者は「放送現場で鍛えられた日本テレビのものづくりが国境を超えて求められたことは大きな励み。これからも現場で本当に使えるAIを追求し、世界中の映像制作の現場に新しい価値を届けたい」とコメントしました。

出典:https://www.ntv.co.jp/info/pressrelease/20260114.html