携帯電話の通話を自動で文字起こし、議事録をSalesforceに連携する新サービス登場

携帯電話の通話を自動で文字起こし、議事録をSalesforceに連携する新サービス登場

※画像はAI生成です

amptalk株式会社が、携帯電話の通話内容を自動で文字起こしして議事録を生成し、SalesforceなどのCRMシステムに自動保存する画期的なサービスを8月19日にリリースすると発表しました。

携帯3大キャリア対応で営業活動を完全自動化

これまでIP電話やオンライン会議に限定されていたAIによる通話解析が、ついに普通の携帯電話にも対応します。SoftBank、NTTドコモ、auの3大キャリア回線で利用可能になることで、営業担当者は特別なアプリを追加することなく、いつもの携帯電話で通話するだけで自動的に記録が残るようになります。

同社の「amptalk analysis(アンプトーク アナリシス)」は、通話内容をAIが自動で分析し、文字起こしから議事録の生成までを行います。生成された記録は、SalesforceやHubSpotといった営業管理システムに自動で連携されるため、営業担当者の手作業を大幅に削減できます。

営業効率が劇的に向上、月10時間以上の作業時間を削減

このサービス導入により、営業組織は以下の3つの大きなメリットを得られます。

まず、案件管理の精度が向上します。時系列で一貫した顧客とのやり取り履歴が自動で蓄積されるため、案件の進捗状況や受注確度をより正確に判断できるようになります。

次に、営業生産性の大幅な向上が期待できます。通話後の議事録作成や手入力作業が不要になることで、営業担当者は月平均で10時間以上の作業時間を削減できると同社は分析しています。

さらに、顧客対応の品質向上も実現します。過去のすべてのやり取り履歴を背景に、よりパーソナライズされた提案や迅速なフォローアップが可能になります。

電話だけが取り残されていたデジタル化の空白を埋める

近年、生成AIの進歩によってオンライン会議やメールの自動記録は一般的になりましたが、品質やコストの問題から電話だけがデジタル化されていない状況が続いていました。

今回のアップデートにより、対面商談、オンライン会議、電話、メールといった営業活動におけるすべての顧客接点を統一して管理できる環境が整います。これまで記録漏れが発生しがちだった電話での重要なやり取りも、確実にデータとして蓄積されるようになります。

amptalk analysisは、あらゆるコミュニケーションツールと連携し、商談の自動化・可視化を実現するサービスとして、インサイドセールスからフィールドセールス、カスタマーサクセスまで営業組織全体の効率化をサポートしています。

出典:https://amptalk.co.jp/news/IsG6rijY